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5月5日がこどもの日なのはなぜ?端午の節句というのは?その起源や由来

公開日: : 最終更新日:2018/04/18 季節の行事やイベント・歳時

5月5日はこどもの日!というのが定着しています。
また5月5日は端午の節句ともいいますね。
なぜという疑問をもっている方や、3月3日は女の子の日で祝日ではないのに、5月5日はなんで祝日なのと差別だと言う方もいるようです。

こどもの日
こどもの日や端午の節句の由来などがわかるとそんな疑問も溶けると思います。5月5日のこどもの日や端午の節句についてまとめてみました。

こどもの日はなぜ5月5日なの?


まず、こどもの日とは、日本の国民の祝日の一つなんですが、

1948年(昭和23年)に端午の節句である5月5日に制定されました。

で、祝日法によれば、こどもの日というのは

こどもの人格を重んじ、こどもの幸福をはかるとともに、母に感謝する

ことが趣旨となっています。

こどものお祝いといっても、生み育ててくれた両親への感謝の日でもあるんですね。

母だけ?父は?という疑問も出るかと思いますが、「父には当然感謝する」という前提になっているということで省略されたそうです(^^;。

どうして端午の節句である5月5日がこどもの日となったかというと・・・

国会にこどもの日を祝日にしてください!

とする請願が寄せられた際に、5月5日を希望するものが多かったためというわけがあるんですね


5月5日を希望した理由というのは、季節的なこともあるようで、3月3日や4月1日の案もあったようですが、3月は北の地方ではまだ寒すぎる、4月はエイプリルフールと重なるのでよくないとかいろいろ・・・最終的に5月5日の希望が多かったからということになります。

ようするに請願・陳述からこどもの日を祝日にしてください、それは5月5日がいい!というのが多かったので、ならばこの日をこどもの日として祝日にしましょうとなったということなんですね。


でも5月5日は古来から端午の節句として、男子の健やかな成長を願う行事が行われていました。

端午の節句の起源はずっと古いんですね。

同じ日に端午の節句とこどもの日というのがあるのでこどもの日=端午の節句と思う人が多いのですが、まちがいではないけど本来は違うものです。

端午の節句は男の子のお祝い

こどもの日は男女の別なく、こどもの健やかな成長や幸福を祝い、産んでくれた母に感謝する日なんです。

では、同じ5月5日の端午の節句とは?と思いますよね。

端午の節句は五節句の一つなんで、まずは五節句についてみてみましょう。

節句・五節句とは


節句とは


節句の「節」は唐時代の中国の暦法で定められた季節の変わり目のことです。

中国では、奇数は「陽の数」として縁起が良い数とされていました。
日本でも、お祝い事や縁起物の際、奇数が好まれていますよね。

中国では暦の中で奇数の重なる日を取り出して奇数(陽)が重なると 陰になるとして、それを避けるための避邪〔ひじゃ〕の行事というのが行われました。

避邪は季節の旬の植物から生命力をもらい、それを食べることで邪気を祓うという目的で始まりました。

つまり、これが日本に伝わってきた時に、中国の暦法と、日本の農耕の風習が合わさり、定められた日に宮中で邪気を祓う宴会が催されるようになり「節句」といわれるようになったということです。

節句は季節の節目に、無病息災、豊作、子孫繁栄などを願い、お供え物をしたり、邪気を祓う行事のことで「節供(せっく)」ともいいます。
※「節供」は、季節の変り目に神に供えた食物のことです。

五節句とは

節句には、日本の宮廷で節会(せちえ)と呼ばれる宴会が開かれました。

年間にわたり様々な節句が存在していますが、そのうちの5つを江戸時代に幕府が公的な行事・祝日として定めたのです。

それが人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句の五節句です。

五節句   漢名   日 付   和名   

人日  (じんじつ)・・ 1月7日  七草の節句

上巳  (じょうし) ・・ 3月3日  桃の節句・雛祭

端午  (たんご)・・・ 5月5日  菖蒲の節句

七夕  (しちせき)・・ 7月7日  七夕(たなばた)

重陽  (ちょうよう) ・・9月9日  菊の節句


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☆新暦では3月3日・5月5日・7月7日は同じ曜日となります(^^)。

五節句には、3月3日、5月5日のように奇数の重なる日が選ばれていますが、1月だけは1日(元旦)を別格とし、7日の人日(じんじつ)を五節句の中に取り入れています。

江戸幕府は、一年のうちで特に重要な節目として、五節句を式日(しきじつ)に定めていましたが、この制度は明治6年に廃止され現在は、季節を楽しむ行事として定着しています。

※式日は祝日・祭日。儀式のある日のこと。

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端午の節句由来と意味


五節句の中の端午の節句は奈良時代から続く古い行事です。

旧暦では午の月は5月にあたり、「端」は物のはしで「始り」という意味です。

月の端〔はじめ〕の午〔うま〕の日という意味で、5月に限ったものではありませんでした。

しかし、午〔ご〕と五〔ご〕の音が同じなので、数字が重なる5月5日を「端午の節句」と呼ぶようになったと伝えられます。

昔、中国では五月は悪い月とされ、アオイや菖蒲などの薬草をとって悪い気をはらう行事がありました。

また、このころは、日本ではちょうど田植えのシーズン。
田植えは、昔は女性の仕事でした。
田の神様は、春になると山から降りてきて田に宿ると考えられていました。

田植え
このため田植えをする女性は田植えの前に神様に失礼がないように、女性だけが菖蒲をふいた屋根のある小屋にこもり、身を清める「五月忌み」を行い、豊穣を祈願する風習がありました。


奈良時代になると、中国から端午の邪気祓いの風習が伝わり、日本古来の田植えの行事と融合して、これが「菖蒲の節句」=「女の人の節句」と呼ばれていました。


当時は邪気を避け魔物を祓う薬草とされていた「菖蒲」を、よもぎと共に軒にさし、あるいは湯に入れて「菖蒲湯」として入ることで無病息災を願いました。


菖蒲

時代が武家社会に移るにつれ、これまでの風習が廃れ、鎌倉時代ごろから、

菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、

また、菖蒲の葉の形が剣を連想させることなどから、

端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い、健康を祈るようになったのです。

この流れから、江戸時代には徳川幕府の重要な式日が5月5日と定められました。

こうして「菖蒲の節句(女の人の節句)」は時代と共に男の子の誕生と成長を祝うお祭りへと変わっていったのですね。

こどもの日まとめ


3月3日も5月5日も最初は祝日でしたが、明治6年に祝日ではなくなりました。

その後「こどもの日」を祝日にしてという請願から候補の中の5月5日に決まったということでした。

だから、男の子の節句が祝日で女の子の節句が祝日ではないのは差別、ということではなくて、どちらも祝日ではなく行事なんですね。

そして5月5日は男の子の日でもあるけど、女の子も男の子もどちらも一緒に祝う「こどもの日」という祝日なんですね。

日にちが一緒なんでなんかややこしいですね(^^;



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