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十三夜とはいつ?後の月や栗の月豆の月の由来と月見の過ごし方

公開日: : 最終更新日:2018/04/04 行事・歳時 , ,

十五夜はかなりの人がご存じと思いますが、月見のことになると、後の月も見なければということで十三夜の月というのが出てきます。

十三夜の月
はて、それはいつで、何かをする行事なのか?
解らないことはそのままにしてはいけないとリサーチ

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十三夜とはいつのこと?


十三夜はじゅうさんやと詠みます。

旧暦の9月13日、新暦では10月の中・下旬2017年では11月1日を指します。

旧暦と新暦


普段私たちが使っているのは新暦、太陽暦(グレゴリオ暦)です

新暦は地球が太陽の周りを回る周期を基準にしています。
地球が太陽の周りを一回りするのにかかる時間は365.24219日です。
そのため、1年間を365日とし、4年に一度366日にして調整しています。
366日になる年を閏年(うるうどし)といいます。

太陽暦は明治5年(1872年)からで、それまでの暦を「旧暦」と呼んでいます。

旧暦とは

月の満ち欠けを基準にしている太陰暦をいいます。

月の満ち欠けをもとにすると月の一番欠けた状態「朔」(さく)から約15日たつと満月「望」(ぼう)、「望」からまた約15日たつと「朔」となります。

「朔」→「望」→「朔」の約30日間を「一ヶ月」とし、これを12回繰り返すことで「一年」としていました。

この周期を「朔望月」といい、朔望月は暦の上では「30日」か「29日」のどちらかになります。

しかしこの「太陰暦」をこのまま使うと季節にずれが生じます。
暑さ寒さの時期は、地球が太陽を一周する日数で決まっています。
しかし「太陰暦」の一年は、地球が太陽を一周する日数よりも約11日短いため、このまま使えば暦と季節はずれを生じ続けます。

そこでこうしたずれを防ぐため「太陰暦」の一年を13ヶ月にする方法が多く取られました。
一年の日数をひと月分ふやすことによって、暦を遅らせたのです。
そして再び暦と季節がずれを起こせば、また一年を13ヶ月にする。
本来の12ヶ月のほかに挿入された「月」は「閏月」と呼ばれました。

日本では飛鳥時代に中国式の「太陰太陽暦(たいいんたいようれき)」である元嘉暦を導入以来、和暦として使用していました。

その後、宣明暦・貞享暦・宝暦暦・寛政暦と改暦が繰り返され、天保暦を最後に太陽暦(グレゴリオ暦)に改暦され、太陰太陽暦はその歴史に幕を閉じます。

太陽暦への改暦の直前に使われていた「天保暦」と呼ばれる暦法のことを、一般には「旧暦」と呼んでいます。

新暦との日付のずれが生じているのはそもそも一か月間の日数が違っていたんですね。

日本に古くから伝わる風習を調べていくと、旧暦という表現がたくさんあります。
改暦されたときに、日付はそのまま新暦の日付に受け継がれている行事がありますが、旧暦をもとに行う地域もあります。

旧暦の十三夜の月

2016年 10/13
2017年 11/1
2018年 10/21
2019年 10/11
2020年 10/29
※暦に関しては「日本文化研究ブログ」を参考にさせていただきました

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十三夜にまつわる話や由来


十三夜は旧暦9月13日夜のこと。

旧暦の毎月13日の夜を「十三夜」といっていましたが、9月13日の夜は、十五夜についで美しい月とされ、宮中では、古くから宴を催すなど月を鑑賞する風習がありました。

十三夜の月見は、一月前の中秋の名月の月見に対して後の月(のちのつき)と呼びます。


十五夜は中国から伝わったものですが、十三夜は日本固有の風習で、秋の収穫祭の一つではないかと考えられています。

また、十五夜にはすすきを飾り、芋を頂くという風趣に対して、収穫期に入る栗やえだ豆を供えるところから,「豆名月」「栗名月」ともいいます。

醍醐(だいご)天皇の延喜(えんぎ)19年に、清涼殿で月見の宴を催されたのが九月十三夜の始めといわれています。

『中右記(ちゅうゆうき)』保延(ほうえん)元年9月13日の条に、明月の宴が催されたことが記録されています。

片月見(かたつきみ)

 
一般に十五夜に月見をしたら、必ず同じ場所で十三夜にも月見をするものともされていました。

これは十五夜だけ観賞するのは「片月見」といって忌まれていたからです。

この慣習は江戸の遊里、吉原の客寄せの一環として生まれたという説があります。

江戸時代の遊里では、十五夜と十三夜の両方を祝い、どちらか片方の月見しかしない客は「片月見」または「片見月」と言って遊女らに嫌われたそうです。

二度目の通いを確実に行うために、十五夜に有力な客を誘う風習があったそうです。
(客は十三夜にも来なければならないため)元は遊女達の商売上のことだったんですね。

それが一般の人にも伝わって、十五夜の支度だけすることを「片見月」と呼び、縁起が悪いとしてきたようです。

これが本当に片月見の禁忌の由来かは定かではありませんが、その影響もあったと考えられます。

吉原ではどちらの月見の日も「紋日」という特別な日とされ、客達はいつも以上に気前のよいところを見せるために散財したとか。

十三夜の月見の過ごし方


十三夜のお月見でお供えするもの



十五夜は里芋やさつまいも、十三日夜は栗や豆、十日夜は餅や米などをお供えします。

お月見でお供えものをするのは、収穫を感謝するお祭りの意味もあったからですね。
十三夜の時期の収穫は栗・枝豆なのでこれらをお供えします

月見だんご


お月見のお供というと「月見だんご」が思い浮かぶのでは?

十五夜には十五個、十三夜には十三個のお団子をお供えします。
お団子が苦手だという方は、お饅頭やお餅などでもいいようです。

ススキを飾る


ススキは十五夜というイメージですが、十三夜のお月見も飾ってみましょう。
すすきがあるとお月見の気分も盛り上がりますよね。

ススキは神様の依り代と考えられていて、稲穂が実る前のこの時期に、稲穂に似ているススキがお供えものに選ばれたといわれています。

ススキは魔除けとしても使われていたそうです。

ススキ
お供えする場所は月が眺められる場所ならどこでもよいようです。
窓辺やあれば縁側、また庭やベランダに小テーブルなどを置いてお供えものをします。

まとめ


日本の行事は中国などから入ってきたものが日本式になるというのが多いようですが、この十三夜は日本古来のもの。

秋の夜長のひととき、お供えをして雰囲気が出たところで、綺麗な空の月に思いをはせる・・・こんな優雅なひと時もたまにはいいもんです(^o^)

中秋の名月十五夜はこちらから。

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