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開湯伝説 動物が発見したといわれている日本の温泉 四国の巻

公開日: : 最終更新日:2020/08/03 行楽・イベント

動物がきっかけで開湯したという温泉・・・

動物による開湯伝説のある温泉 今回は 四国の巻です。

四国では動物がきっかけの温泉は一つでしたが、日本最古といわれる有名な温泉です。中国地方に続き、ここも白鷺が登場です。 内容的には他のところとほぼ同じですが、伝説の記念にと石が保存されています。

 

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☆四国

愛媛県 

道後温泉

   白鷺

 開湯伝説 由来

昔脛に傷して苦しんでいた一羽の白鷺が岩間から噴出する温泉を見つけ、毎日飛んできてその中に脛を浸していました。

いつしか傷は完全に癒えて、白鷺は元気に勇ましく飛び去ったと書かれています。

(宝永7年(1710)に完成した郷土地誌『予陽郡郷俚諺集よようぐんごうりげんしゅう』にて) これを見た人たちは大変不思議に思い、入浴してみました。

すると爽快で疲労を回復することもでき、また、病人も入浴しているといつの間にか全快したことから、盛んに利用されるようになりました。

道後温泉は白鷺により発見され、人々がその霊験を知って入浴するようになったと伝わっています。

後世の人たちがこの伝説を記念するために、鷺石と称する石を置き、今も道後温泉駅前の放生園に保存されています。

・場所 愛媛県松山市道後湯之町 ・アクセス 伊予鉄道道後温泉駅→徒歩5分      松山道松山IC→10km25分

宿の詳細はこちらから

 CHECK!  ⇒⇒ 愛媛県 道後温泉 【たびノート】

※道後温泉については、温泉のルーツの方でも書いています。 気になったら覗いてみてくださいね(^^)

 

日本の温泉のルーツ?温泉はいつからあるの?温泉の開湯神話

 

・特徴

日本最古を誇り、日本書紀や万葉集にも登場する日本三古湯の一つといわれています。

国の重要文化財である道後温泉本館(共同浴場)を中心に近代的旅館やみやげ物屋が並んでいます。

その反面、共同湯に通う人が多く、湯治場時代の風情も感じられます。

夏目漱石の小説「坊ちゃん」にも描かれ、愛媛県の代表的な観光地になっています。

 

・泉質 単純温泉

・源泉温度 42-51℃

・効能 神経痛、リューマチ・胃腸病・皮膚病・痛風・貧血

 

開湯伝説 動物 四国地方 さいごに

主に歴史が古い温泉に開湯伝説が存在しますが、由来としては神話に基づくものが多く存在します。

僧侶・武将による発見などもあり、動物が発見したものも各地にあります。

開湯伝説が創られる理由として、口頭説明に信憑性をもたらすためだとされています。 口先でだけで旅人が語っても、なかなか相手には信じてもらえないですよね。

それを敢えて鳥や動物が傷を癒しているの見たと云うと、相手に思いこませる説得手段として有効ということですね。

開湯伝説の大半はフィクションで、実際の発見者は近郷の農民、猟師、キコリなどが多いようです。

動物が湯に浸かっているのを見た人が温泉であることを発見したとなるわけですが、そこにあてがわれる動物たちは、「白い」動物にちなむものが多いです。

この白いということが、フィクションとしては神秘性があるからでしょうか?

 

開湯伝説 中国地方の巻  ←前 次→ 開湯伝説 九州の巻

 

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