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箸の歴史と起源 お箸が日本で当たり前に使われるようになったのは? | 思いだし にっき
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箸の歴史と起源 お箸が日本で当たり前に使われるようになったのは?

日本では食事の時に箸を使います。
なんの疑問もなく当たり前に使っている箸ですが・・・いつから箸を使うようになったのでしょう?
起源は日本?それともやはり中国とかから入ってきたもの?ちょっと気になります。

気になったきっかけというのが、箸を新しく買いかえようと思った時。
箸もいろいろな種類があり、木のお箸にコーティングしてあるものや、竹製のもの、金属のものやプラスチックのものもあります。

いろいろみていて、日本はなんで箸なんだろう?
なんてことを思ったんですね(^^;
なので、その歴史とか起源とかを少し調べてみました。

 

箸を使う国と日本の箸

箸は、簡単にいえば2本の同じ長さの棒のことで、それを使って食べ物を口に運んだり、食べ物を食器から食器に移動したりする道具です。

たった2本の棒で掴んだり、切ったり、寄せたりと・・器用に扱いますよね。

多分太古の昔には、手掴みで食べていたのではないかと思います。

人間が火を使うようになって、熱い食べ物を手づかみで食べるのが難しくなって生み出されたものなのかなと思いますが・・・

日本のように箸を使う国とフォークやスプーンを使う国。

または、手で食べるのが当然という国があります。

この差はなんなのでしょう?

食物の違いや調理法に起因するという見方があります。

箸を使う国は、日本の他に中国、シンガポール、ベトナム、タイ、ラオス、カンボジア、モンゴル、朝鮮、台湾などがあります。

国によって、同じ箸を使うのでもその使い方などは違っています。

食べ物によって箸やスプーンフォークなどを使い分けたり、一部だけ箸を使ったりと様々です。

箸の長さや太さなども違います。

日本では、最近は食事内容も諸外国のものが増え、家庭でも和洋折衷のような食事もあり、箸とスプーンを使ったりもします。

でも基本的には日本て箸の国ですよね(^^

お味噌汁のような汁物でも箸でいただきます。
汁を飲むのはスプーンではなく、汁椀に直接口をつけて飲みますよね。

これは日本だけのようです。

日本の箸は、片端のみ、先が細くなっているものがほとんど。

昔から魚が主だった日本の食事では、骨付きの魚を食べる際、
骨と身をより分けやすくするために箸の先が細くなっています。

ただしお正月などに使う祝箸は両端ともに端に向かって細くなっています。

これは神人共食といって、一方は人が使い、もう一方を神様が使うということを表したものです。

また、口中を傷つけないために、箸には塗りが施こされていますが、塗りを施していない木の箸には、木目の美しさを強調するために後端を片面に向かって鋭角に切り落とす「天削げ」と呼ばれる加工をしたものがあります。

そして日本の箸は、自分用、客用というように、個人専用の箸を使います。

大皿などに盛られた、皆で勝手に取分ける形の料理などでは、取り箸を使います。

調理に使われるものも食事用より長い菜箸などがあります。

こんなところも日本は他の国と違うようです。

箸の歴史

箸はいつごろから使われたのでしょう?

日本では、6000年前の縄文時代の遺跡から棒状の漆器が発見されていて、これが日本最古の箸という説があります。
(東京藝術大学の三田村有純教授の著書「お箸の秘密」で主張)。

縄文人は縄文土器を使い鍋ものの様な料理を頻繁に食していた痕跡があり、取り分けに使用した大型の匙は見つかっているが個人が使用する小型の匙は見つかっておらず、日本人が食事に小型の匙を用いるようになったのは近代以後であり、熱い椀から素手で食事を摂る訳にはいかず、土器を使い始めた時期から日本人に箸は必要不可欠だったと推測している。

(wikiから)とあります。

箸は木や竹でできているので腐りやすく、発見されても単なる木片なのか箸なのか区別がつかないため、もっと以前からあったとしても古い時代の箸の発見という事にはならないようです。

日本で1膳の「唐箸」を食事に使い始めたのは、5世紀頃とも、6世紀中頃とも云われています。
仏教とともに百済から伝来してからとも言われるが、朝廷の供宴儀式で箸を採用したのは聖徳太子とされ、607年遣隋使として派遣された小野妹子一行が持ち帰った箸と匙をセットにした食事作法を取り入れたものと言われる。

とあります。

日本で最古の箸とされているものは、7世紀後半の板蓋宮跡および藤原宮跡からの出土品があります。

魏志倭人伝に記載されている邪馬台国(3世紀の日本)では「食飲用籩豆手食」と手で飲食していると記述されているそうです。

そして、箸の文化が日本に根付いたのは奈良時代だとされています。

この奈良時代は大化の改新によって天皇集権国家が成立され、貴族と一般市民の格差が広がった時期です。

食生活では庶民は雑穀を食べ、貴族はお米を食べていました。

この頃から庶民の間でも箸が使われていたとされています。

奈良にある正倉院の御物からは匙やピンセット型の箸が発見されました。

・・・・と、箸にまつわる歴史についての話や起源も諸説ありますが・・

こういったことは、少し調べればなんとなくわかります。

ふむふむそうなんだとある程度納得するのですが・・・

こういう、文献に残っているとか、伝承としてあるとか、いわゆる証拠のあるもの。

それをさして「これがはじめてといわれています」とか「〇〇が最初に××したようです」とは云えても、本当のところはタイムマシンでもない限りわからないわけですよね。

疑問に思った時のはじめの心境を振り返ると、何が真実!?と知りたいわけではなく、単純素朴に、こんな2本の棒で食べ物を食べるという知恵はいったいどんな人がどんなきっかけで始めたんだろう・・・みたいな・・そんな感じだったわけです。

まぁ、タイムマシンがあっても、初めて箸という形で利用した人の瞬間にいけるわけもなく(^^;

史実に残っているようなことがある程度わかれば、やっぱりそんな昔からあったんだぁ~すごいなあとなるんですね。

そして、たどってゆけばどんな経緯で今の形に落ち着いたのかとか、日本人の箸の使い方が諸外国と違うわけとかもなんとなく納得いきますが。

やっぱり単純に2本の棒を使って食べると熱くないし、便利だし、そんなことを最初にみつけた人ってどんな人だろう・・とまた最初の思いに戻ってしまいます。

箸の歴史や起源が少しわかったところで・・数え方にも疑問が?

昔と今では少し認識も違うようなので、箸の数え方についても調べてみました
箸の数え方についてはこちらの記事をご覧ください。

箸の数え方の謎?一膳でも一本でも間違いではない 数え方の変遷

ここで思考が止まってしまっても仕方ないので、歴史がある程度分かったところで、話を変えてきっかけに戻します。

年末になると毎年新しい箸に替える習慣がありました。

が、去年は忙しさもあり、古いお箸のまま年を越しました。

もちろん単に私の習慣なので(新年には新しいものをという習わしのようなものもありますが)別に去年のものをそのまま使っていてもなんら支障はないです。

年末でなくても汚れたり、折れたり、なくなったりすればその都度新しいものに替えていましたから、拘ることもないのかもしれません。

でも、長年やってきた習慣のせいか(^^;)年が明けてからちょっと気になりだして、新しい箸を探してみました。

来客用のものも、1本なくなってしまったのや、今まで自分や家族用以外に余分にあるものを使っていて、特にお客様用として用意したのでもないのです。

この際来客用のものも新しくしようと思ったんですね。

なので箸探しをしてネットをまわってみました。

みつけたのは、木の箸と木のスプーンと木の箸置きがセットになっているものです。

他にもよさげなものはいっぱいありましたが、なんとなくこれに決めて注文したら2~3日で届きました。

これが購入した箸ですが、

箸3とスプーン3と箸置きのセット

なんか木の物っていいですよね(^^)
誰が最初に発見?したのかはわからないけど、今当たり前に箸を使う文化でよかったなぁとしみじみ思いながら、新しい箸を使ってみました。

日本の箸について さいごに

箸についてはまだまだ?がいっぱいあります。

箸の数え方や、持ち方、マナー、食事以外でも箸を使うわけや箸にまつわる言葉とか・・・また今度調べてみたいと思います。

今は新しい箸を持ちながら、きれいな使い方や持ち方が気になっています(^^;

こんな箸もいいなと思います

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